キムチ

徒然
06 /02 2016
先月の末、久々にソウルに行った。
ソウルの夏は北国育ちの自分には少しハードだ。照りつける日差しが強くて痛い。

ソウル滞在の最後の日、仲間が目指すは恒例のミョンドンギョウザである。
この日、混雑を避けて少し早く昼食をとろうと、明洞餃子本店(本店といわれる店は他にも何軒かある)に行った。
韓国の人も、明洞(ミョンドン)の人もたくさん並ぶが、読みが当たってこの時間はまだ行列が少なかった。
いつもは座ればビールだが、ここの店は、たくさんのお客さんにギョーザを食べてもらうため回転率が下がるアルコール類を提供していない。
メニューからひき肉の入った温かい麺とセイロで蒸した小さなまんじゅうを頼むことに決めのだが、注文を取る前にお水とキムチが出てくる。キムチは無料で追加もOKだ、このキムチが辛いのだ。辛いから食べないのではなく、辛くてもソウルの暑さに勝つためにはこれ位の刺激が必要なのだと言い聞かせて食べるのが自分流だ。

キムチの旨さは発酵過程といわれるが、日本のキムチは日本人の口に合うよう、生姜等を加えて甘さや口当たりの良さを演出していると思っている。ここのキムチは、発酵して少しすっぱい感じもあるが、何はともあれ容赦なしの辛さである。

結構キムチを食べた頃に麺が出てくる。口の中はさらにホットになる。
向かいに座った後輩に「昔はこうして辛いものを食べると、頭の上からも汗が出てきて、結構快感だったけどな」というと、少し戸惑った表情で「先輩、今も頭から汗出ていますよ」ときた。えっと思って頭に手をあてると汗がついてくる。「あれ、もう毛穴が詰まって汗出ていないのかと思った」一瞬沈黙が走った。それってもっとまずいかも。辛さに鈍感なのも危ないが、自分の体そのものが鈍感なのはもっと危ないということか?

外は相変わらずホットである。腹いせではないが、ドラゴンのように口から「ハー」「ハー」と辛さを吐きだして、明洞の坂を下りてきた。
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