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靴磨き

徒然
05 /06 2016
 羽田空港の一角に靴磨きのコーナーがある。
もう何年も立ち寄っていなかったが、最近、株の購入を勧められたことが頭に浮かび、ふと靴磨きをお願いしてみたくなった。

 これは結構有名な話だが、アメリカ大統領を輩出したケネディ家の当主が、いつものように靴を磨いてもらっていたある日、靴磨きの少年が株を買ったと自慢したのを聞いて大暴落を逃れたという話がある。ケネディはこんな子供までが株を買うようになったのならもはや天井であると直感し、所有していた全ての株を売リ抜けたそうである。

 少し時間に余裕もあって、そんなことを考えながら、ぶらりと入店し、のっそりと椅子に座って靴を磨いてもらった。
靴磨きのコツは、よごれをとったあとにクリームを塗り、最後に硬めの乾いた布で強めにキュッキュッと力を入れて磨くことだと勝手に理解しているが、年季の入った職人の手つきには感心させられる。

手早く磨いてもらって、料金の720円を支払おうと財布をみたら、千円札がない。
仕方なく「悪いね、こまかいのがなくて」と5千円札を出してそこを去った。
ところが、札幌に着いて小銭を出そうと財布を見て驚いた。なんと、9千円も入っているではないか。
5千円札と1万円札を間違ってお釣りをもらったと気付き困ったことになったと思った。
月に3、4回は、靴磨きのすぐ脇のエスカレータに乗るので、このままでは快く通り抜けができない。
2回目の出張の折に時間があったので、お釣りを戻しに立ち寄った。
といってもお釣りだけを戻すわけにもいかず、靴も磨いてもらうことにした。
結局その月は同じ靴を2度磨いてもらった。
その後も素通りするのに気が引けて、ちょくちょく顔を出している。

不謹慎だが、気の弱そうな人をめがけて、わざとお釣りを多く渡せば新手の商売といえなくもない。
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