どこで仕事と巡り合うか

徒然
08 /31 2012
開業当初、夢と希望がいっぱいなのに、どう行動して良いか分からずに不安がいっぱいの自分がいる。
仕事を探そうとすると、資格者の業務を検証することからスタートするのが一般的だ。省庁ごと、自治体ごと、申請内容ごとの膨大な申請書類の書き方に目が行くのはむしろ当然の反応といえるが、そこに仕事はない。
「どうしたら書類が作れるか」と「どうしたら仕事を見つけられるか」は、全く別物だ。たとえが適当でないかもしれないが、食材がどこにあるかを探す能力と、その食材を調理する能力の違いだ。
毎回研修に出席して、書類の作成方法を聴いて、その仕事にありついたような錯覚におちいることこそが問題だ。食材を見つけられない以上、いくら知識や技術があっても調理はできない。レシピは食材あってのものなのだ。
あなたが知らない土地に入植し、そこでワラビを探して、それを調理するにはどうするか。
まずはどのあたりにワラビが生えるのか、どのあたりが有望な場所かの見当をつけなければならない。ネットで調べたら、「わらびは日当たりのいいところに群落をつくるので、高圧線の下(メンテナンスのため電力会社で下刈りをしている)や、何年か前に伐採した斜面などにまず目をつけます。」とあった。そうか明日にでもとりあえず探してみようということになるが、いや待てよ、山菜は時期が大切とも聞いた、このあたりは6月の中頃になると聞いたのでその時期に探してみようと、これはどうだろう?
時期外れは問題外だが、それまでは行動しないと片付けることもどうだろう。実際の収穫時期まで何もせずに待つのでは能がない。更に調べると「わらびの枯れ草がないか探すのです。わらびの枯れ草は赤い色をしていて、腐りにくいのかカタチがはっきり残っています。」とあった。明日はワラビの枯れ草を探してみよう。さてこれでベストだろうか?
方法はまだまだある、例えば日々の散歩だって心がけと予備知識次第でワラビの殻を見つけることは可能だし、全く別の方法としては、誰かに場所を紹介してもらうことや、自分がもし調理が得意なら、他の人が採ったのを調理して分け前にありつくことだってできる。滅多な話ではないが、近所の動けないお年寄りの世話をしたときに場所を聞くことだってできる。ことほど左様、仕事を見つけるには普段の努力と工夫が肝心というものだ。
調理は知識と技術が大事としても、その能力は国家試験で保障されている。それに引き替え、食材を探す能力が科目の国家試験は今のところ見当たらない。

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事務系専門職者の立場

徒然
08 /22 2012
企業にとって間接部門の経費が膨らむことは歓迎されない。経営者は常に直間比率なるものを意識するし、従業員だって気の利いた者なら稼ぐ側の人間と経費を使う側の人間の区別くらいはつこうと言うものだ。間接部門の人間にとって、特に風当たりが強いのは企業の売上が下降する局面だ。間接部門に同じだけの人員を配置したままだと、売上が下がれば必然的に間接部門の経費率が上昇することとなる。

現場従業員の仕事は、売上成績だったり、労働生産性だったりと数字に見えるものがほとんどである。例えば建設業だと、工事の納期を一日でも短縮し、現場経費を1円でも低く抑えることが使命であるし、営業部門は、毎月の受注目標の達成に必死である。

現場がこれほど数字に管理されているにもかかわらず、間接部門には数字目標が明示されていない仕事がほとんどである。

このままでは現場のモチベーションが下がると判断した経営者がやっとのことで、間接部門の経費削減に取り組む。

経費削減の方法はケースバイケースだが、真っ先に取組むのが配置転換で、その次にはアルバイトやパート、定年者の再雇用など非正規労働者の活用だ。

しかし、専門性が高く高度な知識や注意力が求められるような事務はそう簡単にはいかず、専門職者に外注するという選択肢が検討される。

資格者はそうした会社側の事情と背景を脳裏に刻んでおく必要がある。子飼いが可愛いのは世の常で、情に厚い経営者ほど従業員への配慮も強いことはもちろんではある。だがしかし、しかし、チョット浮いた事務系職員がいる会社はいずれ資格者を活用するかもしれない・・。



いつ来るか分からなくとも、普段から自分を磨き、情報のアンテナを張り巡らせておくことが肝心であるし、知り合いになった人々との距離が離れすぎないようにしておくことが大切である。

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P・R・O行政書士法人の
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