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手応え

 松岡修造の日めくりカレンダー、10日は「心のお風呂に情熱の薪をくべろ」とあった。熱意をもって若者に話をしても伝わらないことが多かった最近、いいな~松岡修造は。人間、やはり熱血漢でなくちゃつまらない。 一生懸命話をしても相手方の反応が鈍いと、何が伝わっていないのだろうと色んな方面から言葉を浴びせる。しかし、そうすればするほど、言葉が空しく空を切ってしまい疲労感だけが残る。「こいつ、何も考えてないな...

肉の味

 日本の料理に肉が登場したのは、野菜の煮つけやカレーの具が先で、肉だけを食べられるようになったのは、そう昔のことでないと義兄はいう。言われてみれば、野菜の中に肉を見つけて喜んでいたのもそう昔のことではない気がする。肉そのものを食べたのはジンギスカンだったけど、大人も子供もその味に大満足だった。 先般、若者と居酒屋で食事をした。お刺身とビールを注文して、仕事の話を始めたが、全然乗ってこない。追加の注...

啓蟄

 3月5日は、暦の上での啓蟄(けいちつ)である。土の中で眠っていた虫たちが、暖かさにつられ、蠢(うごめ)き、外に出る日だという。人類の素晴らしい観察力というか、発想の豊かさに驚かされる。 我々も生き物なので、春になれば硬かった身体に鞭打って動き出す本能を持ってはいるが、歳とともにそのエネルギーは貧弱になり、意欲も薄れてくる。どの時点を起点として動き出すのか、それとも動き出さないのか?動いているのかい...

手を合わせる

 神棚に手を合わせるのは、我が家の朝の習慣である。 女房の母が神道である以外誰も宗教に関心はないものの、毎日揃って手を合わせている。 二礼二拍手をしたのち、手を合わせ一礼するまでのわずかの時間に家族が何を考えたり祈ったりしているのかには興味をそそられる。 誰が何を考えているかを推し量ることはできないし、何かを唱えているかどうかも分からない。毎日同じことを考えたりお願いしたりしているのか、きちんと言...

硬直化

 今年の冬は例年になく厳しい。 年寄りの仲間入りが目前に迫ってくると、若いころは他人事だと思っていたことがあなどれなくなってくる。 この数年、冬になると恋しくなるのは、温泉、サウナ、マッサージである。マッサージの回数は、なぜか気温に左右されている気がしている。つい先日もゴルフ練習をしたのがたたって、マッサージに行った。揉み始めは「特につらいところはありません。」などと、当たりさわりのないことを言っ...